水蒸気噴火とは？マグマ噴火の違いや予知予測の可否は？

こんにちは、iマークです。

活火山・休火山が多く点在する日本ですが
意外と知られていない水蒸気の噴火とマグマの噴火の違いについてや
火山のことについての情報を動画や写真図版を使って
紹介していきたいと思います。

水蒸気噴火とマグマ噴火の違いは？

私たちの暮らす日本は火山大国です。実際に私が暮らしている地域にも活動を開始してもおかしくない火山がいくつかありますし、富士山だって休眠しているだけの状態です。

実際に火山が噴火するときにはふたつのタイプの噴火があります。ひとつはマグマ噴火、ひとつは水蒸気噴火です。

水蒸気噴火とマグマ噴火の違いとしては、その爆発力にあります。

マグマ噴火は一般的な火山の噴火でイメージはあっていて、爆発的な噴火というよりはマグマがドロドロと溢れてくるタイプのものです。これは溶岩流がとても危険になるタイプです。

一方の水蒸気噴火は、山の中で膨張した水蒸気が爆発的に噴出するタイプの噴火です。危険度でいけばこちらの方が危ないです。なんといっても火山弾という瓦礫が飛散する危険性が高く、ガスと相まってとても甚大な被害をもたらします。こちらのタイプは予測し辛く、前兆の地震などもあまり起こりません。

水蒸気噴火の特徴は？

水蒸気噴火ではマグマ自体は上がってきていないため、周囲の温度が変わることもほとんどなく、予測がとても困難です。

マグマ噴火は山自体が膨張するなどの事象で捉えることができ、登山されている山などではあらかじめ入山規制をかけることなども可能ですが水蒸気噴火ではそのような対策が不可能で、登山客がいる中で突然噴火することもあり、発生したときの局所的被害が大きくなってしまうことが多いです。

ただ、マグマが噴出しない分、被害も限定的になり、10キロ離れればほとんど影響はありません。